中秋の名月の翌日でも、煌々と照らす月を背に夜練に励みました!シーズン初戦まで残る所わずかとなりますが、思えば、こうしておけばよかったなどの後悔もありますが、各々ができることを確実に一つ一つミスなくやれば、強豪相手にも勝利は遠くないと思います。昨年度のシーズン最終戦、勝った要因はなんでしょうか?おそらく、前半のファーストトライ柿本の8単⇒オフロードでこの試合で引退すると名言されていた村田さんに渡りトライを取った瞬間、「行けるかも?」「このまま勝ち切ろう」と誰もが思ったのでは無いでしょうか。この集中力が最後まで続き、下手なミスをしなかったことが勝ちの要素だったのではないかと思います。初めから、「負けるかも」「嫌だな」といったネガティブな感情で試合に挑むと必ず勝てません。マインドの部分は空元気でいいので「ゼッタイに勝つぞ!」と思いながらグラウンドに立つようにしましょう。
さて、練習では、大勢が集まったことで、3チームに別れ総当たり戦のタッチフットを実施しました。ここでも序盤はしっかりとディフェンスを徹底できていたり、パスワークもよく動かせていたりなど相手と同点で戦えていましたが、途中中だるみをした際に連続でトライを許すなど集中力の面で課題が見えてきました。ただただ、悪いまま続いたわけではなく、練習終わり間際には、しっかりと立て直すことができました。これは立て直すきっかけを創った人も、それについて行った人も褒められるべきです。一人だけが元気、やる気なのに、周りがそれに呼応しないというのが最悪です。それが無いということがチームにとっての最大の成果かもしれません。これを無意識にできているというのが更に良いですね。
【コラム】誰がチームを変えるのか?
有り難いことに最近良く「She’ll be良くなってきたやん!」という声を聞きます。とても良い傾向ですよね!でも、同じくらい「今のままではあかんな」という声も聞きます。今まさにチームは転換点に立っている大事な時期だと思います。
練習・試合は楽しいですか?
チームを変えるために、必要なこと。
① 自由であること
② 責任をもって行動すること
③ 目標があること
④ 公平であること
⑤ 方向感があること
⑥ 一体感があること
以上の6つが重要であると考えます。
まず、①の自由であることについてですが、新しいアイディアが生まれやすく受け入れやすい風土作りが重要です。なにかに縛られて、したいことができない。ということがあるとやはり練習に面白みを感じづらくなると思います。水曜日と、日曜日の週2回の練習ですが、年間にすると、約108回(54週/年)の練習しかできません。これを多いと捉えるか?少ないと捉えるかという意見もあろうかと思いますが、この貴重なラグビーができる日を「楽しい!」と思えないのはもったいないですよね。意見が出しづらい風土、なっていませんか?
②は、責任感です。練習はクラブチームだから自由参加だよ。というスタンスですが想像してみてください。「今日はなんかだるいなー、練習いきたくないなー、休もうかなー」と全員が思っていたら…。強くなれるでしょうか?そんなチーム集まりも悪いですよね。集まりが悪いということは、練習の質は残念がら落ちます。したいことができません。そうなってくると、「練習楽しくない」と思ったりする人もいるかもしれませんよね。自分ひとりの行動が、仲間に影響を与えていないか?今一度、自由だからこそ考えるべきかもしれません。
③目標があること。これは言うまでもないですよね。ただただ楽しければ良いというチームはやはり勝てませんし、負けても「まぁ、仕方ない仕方ない」と諦めてしまいます。勝っても「あれ?なんで勝てたんやろ?でも楽しかったなー」程度で終わってしまいます。目標があるからこそ、負けた時「悔しい」勝った時「次は更に」とチーム自体に上昇気流のようなものが生まれます。そして今シーズンの目標は全戦全勝です。「そんなん無理やって」という人もいるかもしれませんが、今の時点で諦めていたら、チームの上昇気流の妨げになったり、いざ、チームが上がっていくときについていけませんよ。
④は、公平感です。チームにとっての公平ってなんでしょうか?練習に来てない人より練習に来る人を優先して試合に出場してもらう?スキルが高い人を優先して試合に出てもらうう?正直答えは非常に難しいですよね。仕事の都合で練習に来れないけど試合には頑張って日程を調整して来てくれる人もいますし、背景は全員様々です。逆に、スキルはあるけど勝つ気が無い、ワンマンプレーの人(我々のチームにはそんな人いませんが)は試合に出られても邪魔ですよね。あくまで私の意見ですが、総合力(人間力)だと思います。チームメイトと良好な関係を築けている人こそ、ミスなどをしてもチームの雰囲気を壊さない人。だと思います。良い関係を築けていれば、「こいつがミスした分は俺らがフォローする!」という雰囲気になりますし、逆にチームで孤立してしまうとそういったマインドにギアが入りづらいですよね。
⑤方向感があること。これは、③の目標感と通ずるところがありますが、例えば、全戦全勝という目標に対し、その道程が方向感だと思ってください。あるチームは個々のスキルで無双しトライを量産することで全戦全勝を達成するでしょうし、またあるチームはサインプレーを駆使し全員の力を集結させ全戦全勝を達成するでしょう。またあるチームはディフェンスに徹し負けないラグビーを続け相手のミスを誘い全戦全勝をするでしょう。このプロセスが異なる勝ち方を全員が同じ認識でいればよいのです。ある人は、「俺が居ればあとの奴らはボールを回してくれればトライ取るぜ!」またある人は「サインプレーを織り交ぜて相手を翻弄しよう!」と言ってみたり、またある人は「しっかりタックルに徹する!」とばらばらの意見のチームでは多分うまくいきませんよね。方向感とはこうやってこの戦いは勝ち抜こうと決め、守ることです。ベクトルの矢印がいろんな方向を向いているチームは弱いです。
最後に⑥一体感です。メンバーがShe’ll beの一員であることに誇りを持ち、共通の目的に向かって、互いに信頼し、協力し合っていること。それ以上に言うことはありません。(書くのが面倒臭くなったわけじゃないですよ!)
そして、チームを変える人。それは誰かではなく、誰でもです。
良い方向に変えることもできるし、悪い方向に変えることもできます。
だからこそ、自分のプレー・行動・言動・普段の人付き合いとか全部ひっくるめて「これしたら、チームはどう変わるかな?」と想像しながらラグビーを楽しみましょう。
チームを変えていく。
良くしていく・強くしていくって楽しいと思いますよ。
She'll beでは一緒にラグビーを楽しんでくれるメンバーを大募集中!経験や年齢は問いません!またマネージャーも募集しております!気になった方は下のお問い合わせフォームよりご連絡お待ちしております!!
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