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【活動報告】2024年7月28日(日) 姫路球技スポーツセンター

  • kakimoto
  • 2024年7月30日
  • 読了時間: 5分

この日は単独練習でしたが、なんとグラウンドには15名ものメンバーが集まり練習に励みました!しかしながら、異常とも言える暑さに熱中症患者を二名出すという結果に…。筆者もその一人で、身を持って熱中症の恐ろしさを体験致しました。体力に自信があると過信していたこともありますがあまりの暑さに持ってきていた水分以上に汗をかいてしまい、脱水に至りました。この体験を次回の練習から活かし、仲間が同じ苦しみを味わうことのないように努めて参ります。(後項に体験談を交えながら再発防止について記載しておりますので目を通し頂ますようお願い致します。)


運動強度が高いとより熱中症のリスクが高まるといいますが、この日の練習は、そういった意味では、とても盛り上がり意見をぶつけ合いながら練習できたと思います。

パススキルを中心の練習としておりましたが、どうやってアタックを効率よくしていくのか?枚数有利の中でどう仕掛け、どのように抜くのか?そして次のフェーズではどのように戦うのか?今まで以上に意識的に練習に励みました。シチュエーションでどういったシーンが多いか、そして数少ない好機を打ち漏らさず必ずものにできる状況作りを今後意識していきましょう。そういった意味では、パススキルを磨くのと同じレベルでタックル(ディフェンス)の練習を今後強化していこうと考えております。先の熱中症の話題とも重なりますが、より短い時間で練習の質を下げない(上げる)ためには、試合でシチュエーションの少ない練習を重ねるよりも、試合で多いシチュエーションを練習するべきだと思います。例えば、枚数有利の状況ばかり練習しがちですが、そういった状況、試合中に何度ありますか?同枚数で戦う時、どうやってアタックするのか?そして、アタックばかり練習していますが、ディフェンスは?などいろいろ点滴を受けながら病院の天井を見上げながら考えていました。こういったことも踏まえ、短い時間で効果的な練習を今後提案していこうと考えております。よろしくお願い致します。


<熱中症>

熱中症とは、体内の水分・塩分のバランスが崩れ、体内に熱がこもった状態のことを指します。人を含むほ乳類には体温調節機能が備わっており、外気温が高くなっても、発汗や皮膚温度の上昇などによって体内の熱を外に放散するしくみになっています。しかし、高温多湿の環境下で長時間過ごしたり、激しいスポーツを行ったりして大量の汗をかくと、体内の水分と塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなります。

その結果、体内の熱が急激に上昇すると、めまいや立ちくらみ、頭痛、嘔吐、倦怠感といった熱中症の症状が起こってしまいます。さらに症状が進むと、意識障害やけいれんといった中枢神経症状や、肝・腎機能障害、血液凝固異常などの重篤な症状が現れ、場合によっては命が危険にさらされることもあります。


私が経験したのは、いきなりの立ちくらみから眼前が砂嵐のように点滅して動けなくなりました。この時、近くにいた仲間が異変に気づいてくれ、即座に涼しい場所へ移動してくれたり、水分を摂らせてくれたり、救急車を素早く呼んでくれたりなど献身的に助けてくれたおかげで、大事には至りませんでした。She’ll beの特徴でもあろうかと思う、この仲間のために動くという行動。これは、どのチームよりも強いものだと思っています。


このときの記憶は正直曖昧で、とにかく同じ体勢を取り続けることが出来ない、少しでも動こうものなら力を入れた場所がこむら返りを起こす等、正直、やってしまったと後悔する以上に、この苦しみから一秒でも早く開放される方法を模索することに必死でした。結論から言えば、一人ではどうすることも出来ず、近くにいる仲間に頼るしか出来ない。ただ、いてくれる事に安心感を感じられ、身体の面でも、精神的な面でも助けられました。


この熱中症、早期対応が肝心であると強く感じました。異変を感じたら直ぐに休み、水分と塩分を補給する。積極的に身体を冷ますなどの対策が必要です。私が早々に音を上げた後、同じく仲間の一人が帰宅後に熱中症で救急搬送されています。この時、私は点滴を2袋で回復しましたが、もうひとりのメンバーは、臓器にまでダメージが行き当日5袋を点滴し入院、翌日1袋、翌々日さらに1袋とかなりの差が顕著にでています。当然、持病などの差異はあろうかと思いますが、やはり、異常を感じたらすべて早め早めに動くことが肝要であると強く感じさせられました。


<熱中症対策>

・練習中の休憩頻度の増

・練習内容を最適化し短い時間で切り上げる

・日陰を作る(日除けテントの設営)

・水分を余分に持ってくる(余るくらいで良い)

・塩分を積極的に接種する(塩タブレット等)

・仲間の顔色を観察し合おう

・前日の深酒、睡眠不足は要注意!

・熱中症対策キットを部費で購入


<熱中症かな?と感じたら>

・仲間に直ぐに異変を伝えよう

・日陰(涼しい場所)に移動し水分や塩分を接種

・氷、水などで身体(太い血管が通っている首筋や脇など)を冷ます

・締め付ける衣類などは脱ぐ

・回復の兆候がない場合は救急車を呼ぶ


※入部している方については、スポーツ保険から、熱中症による通院・入院については保証されます。まだ部費の支払いができていない方については、この機会に支払いを済ませて、安心して練習に挑めるようにしましょう。


 

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