木曜日頃からの天気の崩れも練習直前まで続き、雨天中止かな?と思っていましたが、有志が集まりこの日もいつもと変わらず楕円球を追いかけました。この日、かつてラグビーをされていた方の息子さん(高校1年生)が練習に参加してくれました。なんとこの少年、ラグビーを初めて半年しか経っていないということでしたが鋭いパスを放ることができ、天性の才を感じました!もちろん本人の努力があってのことですが、こうしたらいいんじゃないか?や、こういった点に注意をするよもっとよくなるといったアドバイスをスポンジのように吸収し動きにすぐにトレースできるのを見て羨ましいなと思いながら、自分も考え方に凝り固まっているんじゃないかと思わされました。
特に、パススキルで止まらずにパスを投げれるスキルの重要性について話されますが、フォワードの選手はこれが苦手。なぜか?敵との接点距離が極端に短い場所で攻防をするフォワードに取って走りながらパスするよりもパワーフットを出して当たりながらオフロードやガットでボールを動かすことが多いポジションの人にとっては馴染みない動きだからじゃないかと考えます。どちらが正解というわけでもなく、どちらも正解です。ただし、個人のスキルやチームのレベルを上げる事を考えると両方できるに越したことはありません。例えば、フォワードがラインに入った際にパスの流れが乱れる(早く貰いたいのに引き付け過ぎてパスが遅れる)ことが予想されます。特にランナーまでボールが回った際に接敵までの時間に余裕が無くせっかくのチャンスを潰してしまうことも想像に固く有りません。様々なシチュエーションに併せて練習をイメージしながら進めて行きましょう。
また、この日は練習後芦屋中央公園にて、堺バーバリアンズ対芦屋クラブとの一戦に堺バーバリアンズ側の助っ人として、水田さん、高田さんが出場してくださいました。激しい試合だった旨をきいておりますが、どちらのチームもコンタクトプレーに対し非常に研鑽を重ねている事を肌で感じたようです。我々もタッチフットを中心とした練習だけでは格上には歯が立ちません。逆に言えば、同じBリーグ相手には激しくコンタクトを行けば相手は絶対に嫌がります。少しづつシーズンに向けてコンタクト練習もしていかないと勝てませんね。最終戦、OBの浅野さんが撮影くださった低く飛び出している写真。我々は普段コンタクト練習をしていなくてもスイッチさえ入ればこのくらい姿勢低く飛び出せるんです!めっちゃいい写真ですよね!

『ぼくラは ばラばラ』
私の両親から、長男にプレゼントとして渡して来た絵本。『ぼくラは ばラばラ』。元日本代表主将の廣瀬俊朗さんが監修された絵本です。長男に読み聞かせをしたところ気に入ったようで、本棚の最前列に置いてくれています。
2⽻のことりが「⾏きたいところがある」 ⽊の実を⾒つけました。⽊の実を⽬的地連れて⾏ってあげるため、⾜の速いキツネ、体の⼩さなネズミ、⼒持ちのゾウ・カバ・ ゴリラ、キックが上⼿なカンガルーなど、いろいろな動物がそれぞれの特技を⽣かして、⽊の実を運んでいきます。そして着いた ところは、⼩さな丘の上でした───。多様性の⼤切さを、様々な動物が⼒を合わせて⽊の実を運ぶ姿になぞらえて描い た物語です。そのパスワークは、まさにラグビーさながら︕
子供に、これってこの間したラグビー(1月のタッチフット大会)みたいだね。と言ってあげると、「じゃあパパはこれだね」とページをめくりキツネを指さしてくれました。てっきりゴリラになると思ったのですが(笑)子供の目にはどんな風に写っていたんでしょうね?
この絵本では、互いの違いを組み合わせ、得意分野を活かし目的地目指してラグビーボールに見立てた木の実を華麗なパスワークで進めて行きます。この絵本を読み聞かせながら感じたのは、『みんなが主役』であることです。我々のラグビーもみんなが主役と呼べるような物にしていきたいですね!子供が僕らの試合を観た時、「あの絵本みたいだ」と感じる。そんなラグビーができるとより一人ひとりが輝いているチームになるのではないでしょうか。
【書誌情報】
書名:ぼくラは ばラばラ
著者名:岡林ちひろ(著・文・その他)
村田善子(イラスト)
廣瀬俊朗(監修)
出版社名:ロクリン社
発売日:2021年11月1日
定価:1,760円
判型:AB
ページ数:44ページ
小さなお子様がいるパパラガーマンさんは是非、この本を子供に読み聞かせてあげてください!きっとお父さんのしているスポーツの素晴らしさが伝わるんじゃないかなと思います。
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